Mar 31, 2010

そこまでするのは難しいことでは比較的よく役立つLED

私は中学3年生のときに、最初の技術がアップで、"LED"を作成しました。最初の説明と作成方法などを見ていると、非常に繊細な作業がいるのだと思っていましたが、実際に作業してみるとそこまでは難しいがありません。むしろ、過剰な方法とコツわかれば簡単に行うことができた。今思えば、それは多分、単純な作りだったからなのかもしれないが、どのような仕組みも完成されると、LEDは非常に便利なので、非常にお得だと私は思っていました。
HIDは、高輝度放電のことです。この特徴は非常に明るく、自動車などのライトと、競技場などの夜間照明などに使用されます。従来のHIDは明るくなるまでにかなりの時間がかかっていたそうです。今ではこの問題を解決し、車のライトなど、その用途も広がっています。消費電力が少ないことや、ランプの寿命が長くなるなどの利点があります。
 「業界はこのまま行けば数年で崩壊する」――電子出版時代における業界の変動を現役漫画家である赤松健氏と「サルまん」などで知られる編集家の竹熊健太郎氏がそれぞれの視点で解き明かす5日間連続掲載の対談特集。

 第3幕。数年後の漫画業界と、そこでの新たな編集者像について両者の議論はヒートアップしていく。

●フリーの編集者が増えて、編集者も実力勝負になる(竹熊)

赤松 コミケでも、古参のサークルっていまだに健在なんですよね。10年以上壁にいるサークルだっていっぱいある。一番並ぶサークルは、いつも同じサークル。あまり目立つ新人が出てない。彼らが40代50代になって引退したときに、買うものがポコッとなくなりますよ。買う方も高齢化しているようですが。

竹熊 戦後の漫画史を考えたときに、なぜ日本でこれだけ漫画文化が産業として発達したかというと、新人をとにかく次から次へと出してきたからだと思いますね。これは新人を見つけてくるという編集者の力があったから。でも、赤松さんがおっしゃる通り、これが崩壊しつつある。

 繰り返しになりますが、僕はこれからフリーの編集者が増えると見てます。フリーの編集者は会社の看板で仕事ができませんから、本当の実力勝負になる。目利きであるかどうか、的確なアドバイスができるかとかね。長崎(尚志)さんや樹林(伸)さんなんかがそうなんだけど、作品にかかわるというか、自分が原作者的に作ってくようなタイプの編集者で。長崎さんが言うには、将来的には漫画編集者は半分がフリーで、半分が社員編集者になるのがバランスがいいんじゃないかっていう。つまり会社を維持するには、最低限社員の編集者は要るけれど、実際に作家と作品を作っていくフリーが重要だと。

── ちなみに、編集者の必要スキルを端的な言葉で表すならどういうものなんですか。

赤松 私の場合は「直し能力」ですね。

── でも作家さんは直されるのを嫌がる方もいるわけですよね。

竹熊 編集として、その作家が納得する意見を言えるかどうか。

赤松 明らかにそうしたほうが面白いというのであれば、直しますよ。

竹熊 今、京都精華大学で、「のだめカンタービレ」担当編集者の三河かおりさんと一緒にゼミをやっているんですが、彼女はとても優秀なフリーの編集さんです。彼女が言う編集の最大の仕事は「ジャッジ」だと言うんですよ。三河さんは角川や講談社でずっとフリーの編集者でやってきて、さまざまな作家と仕事をしていますから、その中で編集者は何をすべきかというメソッドを明確に持っている。

 ゼミでは、三河さんが講談社で実際に担当してる作家さんのプロットを、作家さんの了承を得た上でゼミ生に配って、このプロットには問題があるから直してみなさい、っていうんですよ。

赤松 それって文章ですか。

竹熊 文章です。相手は少女漫画家でもうベテランの人でしたけど。編集者のプロットの読み方やネームの読み方をレクチャーしましてね。聞いていてなるほどと思うところが多い。例えば起承転結ってあると、三河さんなりに起承転結の役割というのがあるんです。例えば、転に相当するものが2回あるのがいいとか。ハリウッドのシナリオの本とかを読むと同じようなことが書いてあるのですけど、あちらには起承転結という考え方がないんだよね。お芝居の三幕物構成が基本ですけど、やはり物語の転回点は2回作ることが基本だとかで。

赤松 スクリプト・ドクターのせいでみんな同じようになっちゃうんですけどね。

竹熊 もちろんそうした問題はあるけど、やはり基本というのはあると思うんですよ。そういう意味ではフリーの編集者は、物語の基本が分かっている、能力のある人しか残れません。例えば作家さんって人気が落ちたら契約を切られるじゃないですか。でも編集者はクビにならないですよね。なぜかというと社員だから。社員は簡単にクビにはできないですけど、フリーだったらクビにできますよ。だから編集者もクビになるんですよ。自分が担当する作品の人気が落ちたら。

赤松 つまり、市場原理で質が上がるということですか?

竹熊 だと思います。甘いですか?

赤松 漫画家の立場から言うと、絵に集中したい漫画家は多いんです。ネームを描いて直してもらって、あとはなるべく人と会いたくない、読者とも意見交換したくないという人はいます。その人たちにとってマネージメントや原作をやってくれる人というのは、すごく必要な存在です。そうした役割分担というのは確かにあるでしょう。

 ただ、私はそういう人はこれからどんどん減ると思っています。pixivでも自分でアップロードする手間は発生するわけだし、ブログやTwitterで、言いたいことは言う人が多いと。そういう人の中からプロデュース上手な作家がどんどん出てくるはず。私のように起業してしまうやつもいれば、必ずアニメ化前提で始めちゃうやつもいると。その結果、プロデュース能力の高い人しか残らなくなっていくんじゃないですかね。

●プロデュース能力がある漫画家の寿命が来たとき、業界がポッキリ折れる(赤松)

竹熊 われわれは立場が違うので、多分同じようなことを別の立場で言ってるように思います。Twitterでも言いましたけど、プロデュース能力が作家にも要ると。確かにそうだと僕も思うんですが、そうするといずれ作家と編集者の区別がなくなってくるんですよね。

赤松 そうですね。絵しか描きたくない人と、あとはプロデュース能力がある人の二極分化しちゃって、新人だとプロデュース能力がないですから、それ以降は絵しか描けない人しか残らない。そういう人は原作編集者みたいな人が成長させる余地はある。でも、もう最初から売れてて客も付いてて、しかも自分でネームを描いて自分で直せるやつらが、今後5年間のさばり続ける。そして彼らの寿命が来た時に、若い編集者が育っていないから、業界全体が一緒にポッキリ折れてしまって、日本漫画界は死滅するんじゃないかという仮説を私は持っています。

竹熊 赤松さんがおっしゃっていることは、作家の立場からですよね。僕は編集者がベースですのでその立場から「新しいマンガ作り」ができないかと考えています。編集者=プロデューサーとして、アニメを作るみたいに、作品の企画を立ち上げてね、スタッフに支払う金を集めて。

赤松 でも、金なんかないですよね。あと、映画を作るみたいに、いろんなスタッフを集め出すともう危険ですよ。失敗できないじゃないですか。漫画のいいところは、失敗してもいいくらい初期投資が要らないところですよね。複数の人がかかわってる時点で私は危険だと思いますよ。

竹熊 何人で始めるかは慎重に決めるべきですが、最初は実績のある人とやるしかないと僕も思いますね。

赤松 新人さんはどうするんですか。育てるのにもお金が必要でしょうし、作品を載せる場所もありませんよね。

竹熊 お金については、集めるめどがあるとしたらどうですか(笑)。

赤松 私が危惧(きぐ)しているのは、これから新人がデビューできなくなってしまう。直し能力がなくなって、編集者が育たなくなってしまう。これはフリーでも社員でも同じです。今売れてる人たちが今後5年間ずっと売れ続けて、一斉に引退したところで日本漫画界が終わる。そうなってほしいと思っているわけではないですが。

竹熊 おっしゃることは分かります。業界の縮小は避けられないというのは僕もそう思います。ただ、完全にこの世からマンガが消滅するとも私には思えないんですよ。そうすると縮小したなりに、小規模のマンガ出版はそれこそ同人誌を含めて残るでしょうし、そうした中から次世代の漫画の作り方が出てくると思うのです。要はスモールビジネスなりに損をしなければよいので、それこそ投資を基にした漫画作りというのもあり得ると思ってるんですよ。

赤松 確かに、最近のテレビドラマを見てもほとんどが漫画を原作としていますし、一次産業としては漫画は今もちゃんと機能していますよね。投資先としてはいいかもしれない。

竹熊 ただ、日本国内で金を集めるのって今はすごく難しいです。映画のプロデューサーも苦労してると思うんだけど。制作委員会で分担して分け合うしかない。

―― 才能ある若い子を見つけてきたから、1000万円とかのファンドを組んで、それでアシスタント雇ってドンってやるのはどうですか。

赤松 それ、私が言ってる危険性の高い商売そのものじゃないですか。

竹熊 多分僕もそのやり方は取らないでしょうね。おっしゃるとおりで漫画の制作費は安いわけです。アニメーションを作ることに比べるとけたが一けた、下手すると二けたくらい安い。だから新人を1年間週刊連載させるんだったら、1000万円あればできるんじゃないですか。

赤松 つまらなかったらどうなるんですか。さっき才能のある新人を、って言ってましたけど、才能のある新人が必ず売れるとは限らないんですよ。私も数多くの天才漫画家を見てきましたけど、何でこの人うまいのに売れないの、って人たくさんいますよね。

竹熊 それはそうですよ。新人にこだわる限りばくちですよそれは。

赤松 ばくちに金をかける投資家はいませんよ。

── あらかじめもうファンがついてる人とか、コミケで人気が高い人とかをデビューさせる方がいいんじゃないですか。

赤松 コミケで売れてる壁の人は、原稿を直してと言っても直さない可能性があります。だって直さなくても売れてるわけで、自分の好きなものを描いてそれを好きな人が並んでるわけですから、いわば完全無欠なんですよ。これつまらないから直してと言っても、嫌ですよってことになるでしょう。となると編集者は必要ないんです。

── なるほど。その時点で完成されているという。

赤松 完成されてます。1日2万冊くらいが限度で、そこから先はないんですけど、自分が好きに描いた絵をみんなこんなに並んで買ってくれるってことは嬉しいし、それで1回につき数百万円はもうかりますから、それで十分なわけです。いや、同人誌書店におろせば、もっと稼げるか。

●今の日本では、面白いかどうか分からない漫画を読む時間と金がない(赤松)

竹熊 Jコミで、赤松さんの新作を連載する計画はないんですか。

赤松 ありません。講談社に育ててもらった以上は、講談社を裏切るようなことはしたくない。村上龍さんがG2010を立ち上げましたけど、あれは新作ですから、出版社として面白いわけがない。私が嫌がられないのは絶版本を扱っているからです。私は出版社とは絶対仲良くしたい。出版社は新人を育てるのに必要だから。ただ、その能力が低くなってることが問題ではないかと思うのです。

―― 新人養成機関としての出版社がこの先維持されていくためには何が必要ですか。維持できないとすれば、出版社には悲観的な未来しかないということになりますよね。

赤松 問題はですね、読者に暇とか余裕とか金とかがなくなってるということです。もう今の日本では、面白いかどうか分からない漫画を読む時間と金がないんですよ。それがあるとしたら、海外です。海外の人なら、面白いかどうか分からない漫画を読む時間があるかもしれない。海外進出するしか手はないです。それで私は、翻訳して中国の人がクリックできるようにしたんです。

竹熊 それは大賛成です。一方で、例えば課金制であったとしても、一回の課金をそれこそ10円とかにして、全世界規模で配信することで広く薄く集めるみたいな考え方はありますよね。

赤松 ただ、新人の作品に課金するとしたら面白い保証がないと買われないんです。でも無料だったら別ですよ。まあ試しにちょっと読んでみるかというのはある。試せない課金というのはもうダメです。

竹熊 ということは、広告モデルの無料コンテンツとして、全世界的に展開できれば可能性はあると。その場合、新人の作品を出すというのも将来的にはあり得るかなと。

赤松 あと有名な作品を広告モデルで出して、その巻末に別の新人の作品を載せる。これならついでに読む可能性はありますね。

竹熊 ありますね。さっき言った、アメコミのように会社がキャラクターの権利を持った漫画制作会社みたいなのができるとします。そこにプロデューサーがいて、新人を含む複数の作家を集めて登録して。例えばバットマンとかスーパーマンとか、誰が描いてるか分からないじゃないですか。でもキャラクターは超有名という。そういう方式はどうですか。

赤松 アニメと同じ考え方ですよね。しかし大ヒットしても個人が一獲千金ができないのは、ちょっと夢が無いなぁ。

竹熊 僕がどうしてこういうことを言うかといいますと、僕は漫画家養成という触れ込みの大学で教師をやってるじゃないですか。そうすると、作家になることは才能的に厳しくても、アシスタントとしてだったら使える学生がたくさんいるわけですよ。なので、アメコミのような漫画制作工房みたいなのがたくさんできて、その中で人気作品とか人気キャラクターのスタッフとして働いてもらうということをよく考えるんです。学生たちの就職先イメージとして。

赤松 学生さんが納得しますか? それじゃアニメーターみたいなもんじゃないですか。

竹熊 簡単に納得しないでしょうが、4年生になって、せっかくマンガのスキルを学んでいても、それでデビューして作家になることは別問題だと気づいてがくぜんとする学生は多いです。でも4年間マンガしか学んでいないのでつぶしが利かない。現状のアシスタントは「弟子」であって作家になるための修行という意味が強いですけど、これをもっと「職業」のニュアンスを強めればいいと僕は思うんですよ。アニメーターと同じだとおっしゃいましたけど、マンガならアニメの世界でアニメーターをやるよりはまだ仕事にできる可能性がありますよ。40歳や50歳になって、アシスタントをしているベテラン(プロアシ)っているじゃないですか。イエス小池さんとかさ。「浮浪雲」のチーフアシスタントを30数年されて、背景のプロとしてもっと胸を張っていいと思うんですけど、そこで胸を張れないで「私はまだまだ半人前でして」と謙遜(けんそん)してしまうのが、漫画界が抱える問題の1つだと思うんですよ。

赤松 ただね、そういうシステムも作品が売れないと維持できないですよ。だからそのシステムでモノを考えるとマズいのでは。映画も同じですけど、いろいろなシステムを考えて、才能ある監督とか、美人女優とか用意しても、当たらなかったら本当にどうしようもない。一番いいのが漫画ですよ。市場規模は大きいし、初期投資は要らないし、何回でも失敗できる。それを崩すのはまずいんじゃないですか。

竹熊 赤松さんのお話を聞いていると、売れる売れないは運みたいなもので、ノウハウというか方法論は他人に継承できないですよね。

赤松 そうです。仕方ないじゃないですか。赤松メソッドというのは確立されてますけど、うちのアシスタント達がこれを使って売れるかというと、全然分からないですし。

(eBook USER)
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